2024年11月1日金曜日

米沢六中が74周年を迎えました!

 


 11月1日(金)に本校体育館にて、第74回米沢市立第六中学校創立記念式を挙行いたしました。

 ご来賓として、同窓会長の五十嵐巧様、父母と教師の会会長の加藤寿一様のご臨席を賜りました。


 校長式辞のあと、同窓会長の五十嵐巧様より祝辞を頂戴しました。

 生徒会長より力強い決意の言葉がありました。自信に満ちて素晴らしい発表となりました。


 これからも最高の理想を求め、真理を究め、自律を築く学園をめざし、すべての教育活動を展開していく決意です。




 保護者の皆様をはじめ、地域の皆様方、今後とも本校の教育活動に対して、ご理解とご協力のほどをお願い申しあげます。


 なお、本日、生徒一人ひとりに紅白の大福餅を配布しました。ささやかですが、ご家族皆さんで召し上がり、六中創立記念日を祝ってください。よろしくお願いいたします。


 校長式辞

 南にそびえ立つ吾妻山や学校周辺の紅葉も美しく、秋の深まりを感じさせる今日この頃となりました。このような良き日に、米沢市立第六中学校創立74周年記念式を挙行するにあたり、同窓会長 五十嵐巧様、PTA 会長加藤寿一様のご臨席を賜りましたこと、心より感謝を申しあげます。また、本日の挙行については、六中生145名の全校生徒と我々教職員にとっても大きな喜びでもあります。
 さて、本校は、1950年(昭和25年)11月1日に全身の組合立広井郷中学校上棟式の挙行から74年目を迎えました。また、平成17年度から移転新築された現在の校舎は、19年目を迎えました。この明るく開放感にあふれる新校舎は、四方を飯豊山、吾妻山、蔵王山、月山の日本の百名山を眺望できるなど、米沢で一番、教育環境の整った校舎で私たち地域の自慢の学校です。この素晴らしい伝統ある第六中学校を巣立っていった卒業生も、実に6790名を超えます。
 六中では創立以来、最高の理想を求め、真理を究(きわ)め、自律を築く学園を、中学校教育で求め、輝かしい校風を築いてきました。この素晴らしい校風や六中の教育に尽力してくださった先人や地域の皆様方に深く敬意を表するとともに、心より感謝申しあげます。これからも私たち教職員は、この崇高な六中の学園を築いていけるよう学校教育目標を掲げ、「ほめて育てること」をモットーに、すべての教育活動を展開していく決意であります。創立記念式は、これまでの六中の歴史に学び、良き伝統を受け継ぎながら、さらなる発展を誓い合い、愛校心をなお一層高めるものです。そして何よりも日頃から学校を支えてくださっている保護者の皆様をはじめ、地域の皆様方や先人への感謝の気持ちを持つ機会でもあります。六中生の皆さん、これからも今日の良き日を皆さん一人ひとりの心に刻み、誓いを新たにして、六中や地域への感謝と愛着を持ち続けていってほしいと願っています。
 昨日の太鼓壮行演奏会でも話をしましたが、六中鬼面太鼓発起人の第7代小口亘校長先生の思いを、一部抜粋して読みます。
創造と継承と発展が伝統となる。六中生に燃えるものがほしい。溢れるバイタリティ、はちきれる生命力がほしい、それがないのでではない。燃える機会と手段を手にしたとき、彼らの生命は躍動するに違いない。スポーツもよい、地域活動もよい。腹の奥底まで響き合う大太鼓の演奏はもっと良いのではないか。これが六中太鼓の発想であった。鬼面川の河原に、吹きすさぶ吹雪のすさまじさに通ずるものがある。
 第六中学校の閉校まで、あと1年となりましたが、創造と継承と発展が伝統になるよう、六中生全員が燃えるもの、溢れるバイタリティ、はちきれる生命力のある、そして、地域に愛される第六中学校を目指し、私たち先生方と共に築き上げていきましょう。
 結びとなりますが、本日ご臨席を賜りましたご来賓の皆様のご健勝と本校の益々のご発展をご祈念し、校長の式辞といたします。
本日は、米沢市立第六中学校、創立74周年、誠におめでとうございます。

 令和6年11月1日  米沢市立第六中学校 校長 後藤満男