6月4日(水)に「戦後80年記念講演会(平和教育)」が六中体育館にて開催されました。
現在も世界中で戦争や紛争が絶えない中、我が国で戦争を体験した世代も高齢化が進み、次世代へ戦争の悲惨さ、平和の大切さを学び、次代へ継承していくことが困難になってきています。
そんな中、戦後80年の節目に、米沢市では平和教育の一環として、中学生を対象にした講演会を6月2日(月)から市内の各中学校で開催しています。
本日は高校時代から平和教育を展開している庭田杏珠さんを講師としてお招きし、心に響く貴重な話をお聞きしました。
現在は広島テレビで報道部記者としても活躍し、ご多忙の中、お母さんと一緒に来校されました。
AIで当時の写真をカラー化し、爆心地の中島地区に住んでいた人々の思いが伝わる内容や生徒同士で平和について考えることを話し合う場面もあり、有意義な講話となりました。
当たり前の日常生活が如何に幸せであるか、そのために私たちには何ができるのか、教えていただいたと思います。
これからも戦争の悲惨さ、平和の尊さを大切にし、世界平和を願いたいものです。
なお、庭田さんが作成された映画が9月15日(月)に市民文化会館にて上映されます。パネル展示は16日(火)から29日(月)まで市役所1F特設会場にて開催される予定です。ぜひ、ご鑑賞ください。
本日はご多忙の中、市の総務課の赤木さん、青木さん、庭田さんのお母さん、ご準備等ありがとうございました。
また、庭田さんから素敵な本を寄贈していただきました。ありがとうございました。