2024年3月16日土曜日

第73回米沢市立第六中学校卒業証書授与式が挙行されました!

 

 3月16日(土)に卒業証書授与式が行われました。

 

 ご来賓に米沢市教育委員会教育総務課教育管理部長の森谷幸彦様、父母と教師の会会長佐藤善文様のご臨席のもと、卒業生54名に卒業証書を授与しました。



 3年生の保護者の皆様、本日は、お子様のご卒業、おめでとうございます。

 卒業生一人ひとりに卒業証書を渡しながら、これまでの過ぎ去った日が思い出され、何か胸が熱くなりました。皆さんが残してくれた数々の素晴らしい姿は、第六中学校の良き伝統となり、後輩へと受け継がれていくことでしょう。今まで本当にありがとうございます。

 


卒業生の新たなる門出を祝し、卒業生のこれからの前途が洋々たるものであることを祈念します。

 


 令和5年度の本校の教育活動も無事終了することができました。これもひとえに、六中の保護者の皆様や地域の方々のご理解とご支援のおかげです。1年間、多方面にわたり、本校教育活動にご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。




校長式辞

 例年にない暖冬で、鬼面川にも早い春の気配が感じられる今日の佳き日に、米沢市教育委員会 森谷幸彦様、父母と教師の会会長佐藤善文様のご臨席を賜り、ここに米沢市立第六中学校 第73回卒業証書授与式を挙行できますことは、本校にとって、この上ない喜びであります。そして、義務教育9ヵ年の課程を修了し、今、堂々と卒業証書を手にされたお子さまの晴れ姿をご覧になり、保護者の皆様の感激もひとしおのことと存じます。心よりお祝い申し上げます。また、これまで本校の教育活動に多大なるご理解とご支援を賜りましたことに、この場を借りて深く感謝申し上げます。
 さて、54名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。一人ひとりに卒業証書を渡しながら、過ぎ去った日が思い出され、何か胸が熱くなりました。皆さんが手にした卒業証書には、仲間とともに過ごした数多くの思いが刻み込まれており、かけがえのない3年間の重みを感じていることと思います。その重みこそが成長の証であり、今日の皆さんの姿からは、やり遂げた達成感、乗り越えてきた自信と決意が伝わってまいります。
 私は、皆さんと1年間、学校生活を共にしました。この1年間、皆さんは、多くの場面で、1・2年生の良き先輩として、学校を引っ張る憧れの姿を見せてくれました。特に、生徒会スローガン「UP」のもと、体育祭や合唱コンクールをはじめ、生徒会SDGsの取組を率先して行うなど、優しくて、頼れる3年生の姿がたくさんありました。皆さんが残してくれた素晴らしい姿は、第六中学校の良き伝統となり、後輩へと引き継がれていくことでしょう。3年生の皆さん、本当にありがとうございました。
 そんな第六中学校で活躍した皆さんも4月からは高校生です。そして、高校生活においては、たくさんの新しい出会いが待っています。先生、友達、勉強、部活動など。その出会いの中で、皆さんは大きく成長していくことでしょう。

 卒業の門出にあたり、私から皆さんへ、「今という一瞬(とき)を力の限り」という言葉を贈ります。この言葉は、今を一所懸命、何事にも前向きに取り組んでほしいということです。その一瞬ごとに懸命に勉強し、次の瞬間には「一所懸命」に遊ぶのです。そして次は「一所懸命」に休むのです。このようにメリハリをつけて勉強したり、遊んだりすることで「生活にゆとり」が生まれ、そのことで、何事にも集中できたり、物事をじっくりと考えたりすることができるようになります。そこから、たくさんの夢や感動が生まれ、人生がもっと輝いたものになっていくことでしょう。高等学校という新しいステージで自分を磨き、仲間と切磋琢磨しながら、更なる自分を成長させてください。

「今という一瞬(とき)を力の限り」

 第六中学校で学んだことを胸に、自分に「自信」と「誇り」を持ち、夢や目標に向かって、大きく羽ばたいていってくれることを期待しています。米沢の未来を、さらに、日本の未来を切りひらくような人材へと成長することを私たち教職員一同願っております。

  結びとなりますが、ご来賓の皆様、保護者の皆様、本校の伝統を引き継ぐ在校生の皆さんとともに、卒業生の輝かしい未来に夢を託し、私の式辞といたします。                               令和6年3月16日 

                                       米沢市立第六中学校     校長 後藤 満男